大学院医学系研究科 医科学専攻 (修士課程) 医療情報学


1.授業の目的

医療情報を収集・解析・管理・応用する方法について学ぶ。特に、人工知能(機械学習)・データマイニング・統計学による意思決定支援・品質管理を中心に、医療におけるデータ解析について要素技術について教授する。

2.授業の到達目標

一般目標 general instructional objectives
1)医療情報システムについての基礎知識を学ぶ。
2)情報学の最近の研究について学ぶ。
3)EBM の基礎技術である統計学について学ぶ。

行動目標 specific behavioral objectives
1)病院情報システムの基本的な構成について説明できる。
2)病院安全に要求される情報通信技術の基礎について説明できる。
3)統計学の手法を使って,データ解析できる。

3.授業の進め方

オムニバス形式を基本とする。
 講義は主として面接授業で行うが、新型コロナウイルス感染拡大状況を鑑みて、オンライン授業に変更する場合もある。オンライン授業の場合は、Teams等によるライブ配信を中心にオンデマンドを併用する。講義方法に変更がある場合には都度、連絡を行う。

4.成績評価の方法

すべての講義と演習が終わった後、規定の出席率(2/3 以上)を満たした学生に対し、課 題を呈示し、レポートの提出等を指示する。そのレポート等を行動目標の達成度を主眼に 評価する。

5.使用テキスト・参考文献

講義時に資料を配布する。
参考文献
元田浩,津本周作,山口高平,沼尾正行「データマイニングの基礎」,オーム社
河村敏彦「製品開発のための実験計画法」,近代科学社

6.授業キーワード

医療情報,人工知能,データマイニング,統計学

 


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